私は12歳の時に親元を離れ、奇妙な学生寮に住み始めました。
そこには下級生いびりの、恐ろしいルールがありました。
下級生は常に、
存在感を消さなければいけない、
音を出してはいけない、
先輩の目を見てはいけない、笑ってもいけない、
そしてなんと、声を出してはいけない!
内緒話のように、「息の声」つまり「無声音」で話すことしか、許されなかったのです。
多感な中学時代。声を出すことも、笑うことも禁じられ
鉛筆が転がるたびに、音を出してしまったことに恐怖を感じ
息の声で「すみません!」と謝る日々でした。
そんなある日、上級生がバス旅行に出掛けて寮からいなくなりました。
空っぽになった寮で舌を切られた舌切り雀たちは一体何をしたと思います?
親友と私は早速非常階段脇のベランダに飛び出て、青空に向かって、声が枯れるまで、怪獣のように叫びつづけました。
あ〜その時の気分の良かったこと!
その日の空の色まで、鮮やかに目に浮かびます。
実は私のこの体験は、英語発音を教える今の仕事にも深く関係していると思います。
英語に自信がなくて声を上げることが怖くて黙ってしまう人居場所を失い、存在感を消してしまう人を見ると過去の自分と重ねてしまい、どうしても放って置けないのです。
遠慮しないで声をあげていい!
自分らしくのびのびしていい!
人は自由であるべき!
という、ベランダからの絶叫の記憶が
私の使命感の源になっていると感じます。
今もし、英語がスラスラ話せないし、
聞き取れない…
ネイティブとの会話では黙ってしまう…
語学の才能がないのかな…
一人前にコミュニケーションも取れない自分が嫌になる…
大事な誰かに迷惑をかけている…
もう今から英語を勉強しても手遅れかも…
と悩んでいらしたら、どうか聞いてください。
その悩みの原因は、
とってもシンプルな「英語のリズム」を知らないから。
それだけです。
必要なのは若さでも、語学の才能でもありません。
パツパツ切れるカタカナ英語を卒業して
ネイティブに一発で通じる英語を話すために最も大事なのが
「英語のリズム」の作り方。
ほとんどの日本人が「英語のリズム」の作り方を知らずに
モゴモゴと誤魔化してカタカナ英語を話しています。
カタカナ英語で誤魔化せる相手は日本人だけで 、
ネイティブには通用しません。
ネイティブとの会話では、通じない、聞き取れない… というストレスが続き、
理解できなくても雰囲気だけで何とか伝わる挨拶止まり。
深い対話レベルのコミュニケーションができないのです。
「英語のリズム」を知らない状態で
そのまま勉強を続けても 通じないし聞き取れないまま。
何年後何十年後に気づいても 時間は戻ってきません。
でも、もう大丈夫!そんなお悩みを解消するために
11月2日から3日間、ネイティブに一発で通じる
「英語のリズム」が身につく特別なレッスンを開催します。
Comments