昨日の続きです。
スタバで「フレーバーはバニラ」って言ったのに「ヘーゼルナッツ」に聞こえちゃう理由は、
強弱リズムの間違いです。
単語が通じない時には、
辞書でアクセントマークの位置を
調べましょう。
Vanillaのアクセントマークは
二音節目にかかるので、
リズムは弱強弱です。
二音節目が耳に残ります。
一方、日本語のバニラはどうでしょうか。
強弱差の殆どない日本語では、
音程(ドレミ)の階段を下りるように
高中低と発音し、
はじめのバが高いので
一番目立ちます。
英語のvanillaとは
随分違った印象ですね。
上の表を見ながら
hazelnutの発音記号も
みてみましょう。
アクセントマークは
はじめと最後にかかるので
リズムは強弱強です。
あれ?日本語のバニラの輪郭と
ちょっと似ていませんか?
少なくともvanillaよりは
ずっと近いです。
特にザワザワした場所では、
バニラがhazelnutに聞こえてしまうほどに、
ネイティブスピーカーの耳は
強弱リズムの輪郭を頼りにしています。
つまり私たちも
強弱リズムを意識して英語を聞き、
話せば良いのです。
辞書を調べることがとっても有意義に、
楽しくなりますよ。
スライドメソッド
モリヤマハルカ