三角笛の正誤イラストです。
正しいのはどれでしょう?
左から2番目ですね。
よく、こんなご相談を受けます。
「私は元々こんな唇じゃないんで。」
「私の舌は元々長すぎる/短すぎると思います。」
「舌が元々硬いんです。」
そして最後のとどめは、
「先生の口とは違うんです。」
というコメント。
スライドメソッドは
私の口に合わせて作られた
と思ってしまうのも、
無理ありません。
私が作ったのですから。
個人セッションを受けられた方は
聞いたことがあるかと思うのですが
私の元々の口は
この正誤の正の口ではありません。
全然違います。
私の元々の口は
一番右の口にかなり近いです。
これより更に上唇が下に伸び
キュッと固まっています。
その口をすると
私の日本語の音は
レッスン中や動画の中で
喋っている日本語よりも
もっとクリアになります。
日本の劇団員のような、
いわゆる
「滑舌良いね〜」
と言われそうな
ガチガチの日本語です。
日本で演劇を勉強していたので
日本語滑舌も
十二分に鍛えてきました。
そしてこの
一番右の唇みたいな口で
アメリカに渡ってきました。
でもその私の日本語口を
私は
動画でもレッスンでも
極力避けて話しています。
レッスン中や
動画撮影中は
英語ギアのまま
ゆるゆるの表情筋と
ぶら下がったあごのままでいるように
努力しています。
スライドしながら
日本語をそれらしく話す技は
この18年間ニューヨークで教えながら
培ってきたテクニックで
普通はできませんし
する必要もありません。
ではなぜ私は
英語の口のまま日本語を?
それはもちろん、
日本語連動筋の動きの印象を
受講生や視聴者に
与えないためです。
与えた印象は
学習者の顔に
そのまま反映されてしまいますから。
なので
大げさに口を大きく開け
(不必要に表情筋と咀嚼筋を使い)
舌の動きを必要以上に見せながら
話す動画などを
日本人が真似ようとすると
実は効率が悪いのです。
私の元々の日本語口と
私の英語口の比較を
ご覧になりたければ
下リンクの動画をご覧ください。
日本の書店等で流れているものです。
書店でご覧になった方も
いらっしゃるかと思います。
連動を解くこと
それさえすれば
日本人の口は
ガラッと変わります。
そして見た目以上に
口やあごの感覚が変わります。
そして舌が
とんでもなく変わります。
もし変わらなければ
立ち止まってください。
もしや
本の中の説明を
読み飛ばしていませんか?
動画を飛ばしていませんか?
繰り返し読み
繰り返し観れば
ジワジワとわかってきます。
一度スライドの威力がわかった方は
2度目を熟読せずにいられないそうです。
世界各地の読者から
ご報告が届いています。
そして
「ここに書いてあったのか!」
「大切な情報を読み飛ばしていた!」
と
新たな発見とともに
総仕上げをするのだそうです。
今日も諦めずに
ゆるくゆるく頑張ってください^ ^
スライドメソッド
モリヤマハルカ