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モリヤマハルカ

何故スライドメソッド の用語は抽象的なの?


今日、こんなメッセージが届きました。 「東京に住んでいます。スライドメソッドは出来るようになれは非常に素晴らしいメソッドだと思います。一度レッスンを受けてから何故抽象的な言葉で本を書かれているのでか分かるようになりました。今後もよろしくお願いします。」 一度レッスンをとっていただいたり、セミナーに参加いただくと意図がはっきりわかることなのですが、スライドメソッドで使われる用語は、かなり変わっていて、抽象的なものです。 それには深い理由があります。 日本人が到底想像できない、ゆるゆるの口感覚に連れて行くためには、予想外の言葉を使って、想像力を引き出し、触覚的に口の中の状態を探っていただく必要があるからです。 「口を大きく開けましょう」と言われたら、日本人の口は日本語仕様のまま、つまり舌を固める方法で、大きく開いてしまいます。 なのでスライドメソッドでは、「口を開ける」という不注意な言葉は使っていません。「顎ゆる」という特殊なことばを使って、皮膚と肉を上にずらしながら、口の内側(骨の部分)のみをふんわりぶら下げるのです。 そこの注意が足りないと、日本人の舌は必ず固まってしまうので、やっぱり日本語の音になってしまいます。 「舌を緊張させないで」と言われたらどうでしょう。 舌を緊張させている意識などない日本人には、到底英語の舌の状態を探ることなどできません。 でも、英語の舌は「プルプルのババロア」だと繰り返し言われ、チェック項目を箇条書きにされたら、そんな日本人もちょっと立ち止まり、考えますよね。「確かにこの記述と自分の舌は違うなあ」と。 そして真剣に、舌を別次元に連れて行くために集中することができます。 19年間教えてきて、そのプロセスが一番早いことがわかっています。なので抽象的な、ほとんど夢のシーンのような、カフカの世界のようなスライドメソッドが出来上がったのです。 頭の硬い人には向かないメソッドかと聞かれたら、 「その通り」と答えています。 想像力を使うプロセスを拒絶するほど頭が硬くなってしまうと、カタカナ英語脱却は、現実的にも理論的にも、とっても難しいのです。 


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