ウーマンって言っても
全然通じないので困っているという
相談を受けましたので、
womanの発音のコツを
お教えします。
まず
w 音の入る単語が通じないのは、
w音を作る唇をすぼめる筋肉を
間違えているためです。
日本語でウーと言いながら
鏡を見て見ましょう。
唇そのものが固まり、
特に下唇が前に突き出ています。
この筋肉は唇のみならず、
あごの咀嚼筋も舌筋も連動してしまう、
危険な筋肉なのです。
英語のw音を作る筋肉は、
唇そのものではありません。
唇の外側の薄い筋肉なのです。
そこだけをしなやかに使って、
巾着の口のゴムのように
真ん中にキュッと縮ませると、
w音に使われる、
肉うすフレームができます。
そこから上唇を上に緩ませながら
スライドすれば、
自然に第1母音、
as in cookに変わります。
womanとwomenの
発音記号は以下です。
スライドメソッドは、
唇や唇周り、あご、頬などの
無駄な筋肉の運動を全て排除することで、
日本人の英語発音の間違いを、
未然に防ぐメソッドです。
そのために、
口の形を大きく4種類に分類し、
その間の移動をパターン化し、
再現しやすくしました。
womanの問題も、
このパターンで再現すれば
間違えることが難しくなります。
音が自然な物理音として
出てくるためです。
スライドメソッド
モリヤマ