
英語のリズムを感じるために、
子音と母音を見分けるテクニックは必須です。
では子音とは何ですか?
母音って全部でいくつありますか?
単語の中から、
子音と母音をどう見分けますか?
これらに質問にはっきりと
根拠を持って答えられる日本人は
ほとんど居ません。
英語リズムを捉える為の土台を
日本の英語教育では
ほとんど教えられていないためです。
22年前アメリカに渡った時
私自身もそうでした。
「え? 母音はアイウエオでしょ?」
なんて答える人は
当時の私と同じです。
アイウエオは
日本語の母音です。
英語とは無関係です。
「ああそうかそうか。
じゃあ、aeiou?」
という回答も間違いです。
なぜならその回答は
「音」を考えていないからです。
aもeもiもoもuも
文字(letter)です。
それらの文字が母音になることもあるし
ならないこともあります。そして
違う文字が
母音になることもあります。
例えば
Oneという単語。
母音はどこですかと聞かれたら
oとeって答えてはいけません。
母音がどこかを知るには
発音記号で
考えなければいけないのです。
oneという単語、
初めはw音という子音。
次は「as in up」という母音。
最後はn音という子音です。
つまりoneの中に
母音は一つ
真ん中にあるだけです。
母音は
「音」です。
「文字」ではありません。
音は
発音記号が教えてくれます。
前置きが長くなりました。
「母音は何ですか」と聞かれたら
「音節を持つ音です。」と答えましょう。
音節とは、楽譜で言うところの
メロディの
音符です。
ビートを持つ
音の部分です。
単語内の子音と母音。
例えるなら
巨大なサンドイッチ。
母音が具の部分で
子音はパンの部分と考えます。
具には分厚い(長い/強い)
カツサンドのカツの様なものもあれば
薄く存在感の少ない(短い/弱い)
レタスやキュウリのようなものもあります。
パンには色んな食感のパンがあり
カサカサしたり
パリッとしたり
グニョッとしたり
キュッとしたり
単語の中に鮮やかな質感を加えます。
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