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長い英単語はリズムで通じる|医療用語5選の意味・ニュアンス・使い方

  • 執筆者の写真: モリヤマハルカ
    モリヤマハルカ
  • 3 日前
  • 読了時間: 6分

更新日:2 日前

医療用語の英語発音を教えています

医療用語には、長くて発音しにくそうに見える英単語がたくさんあります。

たとえば、

  • examination

  • medication

  • inflammation

  • complication

  • rehabilitation


どれも医療の現場でよく使われる言葉です。


これらを一文字ずつ追いながら、すべての音を同じ強さで発音しようとすると、かえって伝わりにくくなることがあります。


長い英単語を通じやすくする鍵は、

強く発音する一拍を中心に、リズムを作ること。


今回のライブでは、この5つの医療用語を使って、英語の強弱リズムを練習しました。

この記事ではライブの内容を少し広げて、それぞれの言葉が持つニュアンスや、医療の場面で使えるフレーズをご紹介します。

この記事では、医療上の判断ではなく、英語表現としての意味と使い方を解説します。

5語に共通する「-ation」のリズム


今回の5語は、すべて -ation で終わります。

最も強くなる音節は、次の部分です。

exami-NA-tion
medi-CA-tion
inflam-MA-tion
compli-CA-tion
rehabili-TA-tion

大切なのは、最後の「ション」を頑張って発音することではありません。

NA・CA・MA・CA・TA

という強い一拍を中心にして、その前後の音を軽くまとめます。


強くない音は、なくなるわけではありません。

小さく、短く、次の強い音へ向かって流れていきます。


ライブでは第二アクセントも含めて、長い単語の中にある「小さな山」と「大きな山」を見ながら練習しています。


1.examination|診察・検査


リズム

exami-NA-tion

意味とニュアンス

examination は、「詳しく調べること」を表す言葉です。

医療では、医師による診察や身体検査を指します。


より具体的に、

  • physical examination:身体診察

  • medical examination:健康診断・医学的な診察

のように使われます。


日常会話では、長い examination の代わりに、短く exam と言うこともよくあります。


使えるフレーズ


The doctor will perform a physical examination.

医師が身体診察を行います。


I’m here for a medical examination.

健康診断・診察を受けに来ました。


Further examination may be necessary.

さらに詳しい検査が必要になる場合があります。


「検査」と日本語では一語で言っても、英語では診察内容によって examination、test、scan などが使い分けられます。


2.medication|薬・投薬


リズム

medi-CA-tion

意味とニュアンス


medication は、治療のために使用・服用する薬を表します。

日常的な medicine よりも、医療現場で使われる少し専門的な響きがあります。

一般的に薬について尋ねる時は、単数形の形で、

any medication

と表現できます。

複数の具体的な薬を指す場合は、

medications

と複数形にすることもあります。


使えるフレーズ


Are you taking any medication?

何か薬を服用していますか?


Take this medication with food.

この薬は食事と一緒に服用してください。


Please list all medications you are currently taking.

現在服用している薬をすべて記入してください。


医療機関で問診票に記入する時や、医師や看護師から質問される時によく聞く表現です。


3.inflammation|炎症


リズム

inflam-MA-tion

意味とニュアンス


inflammation は「炎症」を表す名詞です。

infection(感染)とは、英語では別の言葉です。


日本語では症状についてまとめて説明してしまうことがありますが、英語では、

  • inflammation:炎症

  • infection:感染

  • swelling:腫れ

のように区別して表現します。

形容詞は inflamed です。


使えるフレーズ


There is some inflammation around the joint.関節の周りに炎症があります。

The scan showed inflammation.検査画像で炎症が確認されました。

The area is inflamed.その部分に炎症があります。

最後のフレーズでは、名詞の inflammation ではなく、形容詞の inflamed が使われています。


4.complication|合併症・併発症


リズム

compli-CA-tion

意味とニュアンス


医療で使われる complication は、病気・手術・治療などに伴って生じる、別の医学的な問題を表します。


単に「複雑である」という意味ではありません。

実際の医療現場では、複数形の complications もよく使われます。


使えるフレーズ


There were no complications during the procedure.

処置中に合併症はありませんでした。


We need to monitor for complications.

合併症が起きないか、経過を見る必要があります。


This condition can lead to complications.

この疾患は合併症につながることがあります。


no complications は、手術や処置が問題なく終わったことを伝える時にもよく使われる表現です。


5.rehabilitation|リハビリテーション・機能回復訓練


リズム

rehabili-TA-tion

意味とニュアンス


rehabilitation は、病気・けが・手術などのあとに、身体機能や生活能力を回復していく過程を表します。


日本語の「リハビリ」よりも、広い意味で使われることがあります。


physical therapy は身体機能の改善を目的とする治療・訓練ですが、rehabilitation はそれを含む、より大きな回復のプロセスを指すことがあります。


会話では rehab と短く言うこともあります。

ただし rehab は、文脈によって依存症治療施設やその治療を表す場合もあるため、前後の内容で意味を判断します。


使えるフレーズ


She began rehabilitation after surgery.

彼女は手術後にリハビリを始めました。


He is undergoing rehabilitation.

彼は現在リハビリを受けています。


The rehabilitation program focuses on restoring mobility.そのリハビリプログラムは、身体の動きを取り戻すことを目的としています。


単語からフレーズへ入れると、リズムが見えてくる


単語だけで練習したあとは、短いフレーズに入れてみましょう。

a physical exami-NA-tion

take this medi-CA-tion

showed inflam-MA-tion

no compli-CA-tions

began rehabili-TA-tion

単語が長くなっても、すべての音を均等に並べる必要はありません。

強い一拍がわかると、前後の音が自然に整理されます。


そして、自分でそのリズムを作れるようになると、医療現場で相手が話す長い単語も、以前より聞き取りやすくなります。


発音とリスニングは、別々の能力ではありません。

同じ音の仕組みを、話す側と聞く側から見ているのです。


動画で5つの医療用語を練習する


ライブでは、

  • 第一アクセントと第二アクセント

  • 強い音と弱い音の大きさ

  • 長い単語を一息に乗せる方法

  • 日本語と英語のリズムの違い


を、目で見て、耳で聞き、実際に声を出しながら練習しています。

この記事で意味やフレーズを確認したあとに動画を見ると、5つの言葉がより立体的に感じられると思います。




「プロの現場で使う英語シリーズ」へのリクエストを募集しています


このライブは、仕事の現場で使われる英語を取り上げる、

「プロの現場で使う英語シリーズ」

の医療編です。


航空・製造・医療・IT・接客など、それぞれの仕事には、一般的な英語教材ではあまり取り上げられない言葉があります。


仕事では何度も使うのに、電話やオンライン会議になると通じにくい。

発音に自信がなく、言う直前に少しためらってしまう。


そんな英単語がありましたら、業界名・職種・取り上げてほしい単語を、YouTubeのコメント欄またはお問い合わせフォームからお寄せください。

皆さまの言葉から、これからのシリーズを一緒に育てていけたら嬉しいです。


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英語の発音は、単語をカタカナで覚えるのではなく、口の状態を身につけることで自然に変わります。

Slide Method®では、まず英語のゆるい口を作ってから日本人にも再現しやすい英語の音をお伝えしています。


この記事を書いた人

モリヤマハルカ

1996年にニューヨークへ渡り、日本人のための英語発音矯正メソッド「Slide Method®」を開発。

カタカナで音を覚えるのではなく、「笛・舌・天窓・声帯」の口の状態から、通じる英語の音を身につける方法を伝えています。



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