Vivaldi(ヴィヴァルディ)の発音|イタリア語とアメリカ英語の違い
- モリヤマハルカ
- 8月8日
- 読了時間: 6分
更新日:8月8日

Vivaldiは、日本語では「ヴィヴァルディ」または「ビバルディ」と表記されます。
原語であるイタリア語に近い発音は、
vee-VAHL-dee
一方、アメリカ英語では、最初の母音を短く弱くした、
vih-VAHL-dee
もよく聞かれます。
どちらも3音節で、一番強く発音するのは、真ん中の VAHLです。
vee|VAHL|deevih|VAHL|dee
この記事では、イタリア語に近い発音と、アメリカ英語で使われる発音を分けながら、名前全体のアクセントとリズムを整理します。
結論|Vivaldiの発音
イタリア語に近い発音
発音記号
/viˈvaldi/
読み上げ表記
vee-VAHL-dee
アメリカ英語でよく使われる発音
発音記号
/vɪˈvɑːl.di/
読み上げ表記
vih-VAHL-dee
Cambridge Dictionaryでは、アメリカ英語のVivaldiを /vɪˈvɑːl.di/ としています。イタリア語の母語話者による発音では、最初の母音が明瞭な vee /vi/ に近く聞こえます。どちらもアクセントは真ん中の音節です。
YouTube ShortsでVivaldiの発音を聞く
イタリア語に近い vee-VAHL-deeと、アメリカ英語の vih-VAHL-deeの違いは、実際の音を聞きながら確認してみてください。
Vivaldiは何音節?
Vivaldiは、3音節です。
vee|VAHL|dee
または、アメリカ英語では、
vih|VAHL|dee
となります。
リズムは、
小さく|大きく|小さく
です。
日本語の「ヴィ・ヴァ・ル・ディ」のように、文字に合わせて4拍へ分けるのではありません。
英語でもイタリア語でも、名前の中心になるのは、
VAHL
です。
最初と最後を同じ強さで並べず、真ん中に大きな山を作ります。
イタリア語に近い発音はvee-VAHL-dee
Vivaldiは、1678年にヴェネツィアで生まれたイタリアの作曲家・ヴァイオリニストです。本人の音声が残る時代ではないため、現代イタリア語での名前の発音と、英語圏で定着している発音を分けて考えます。
イタリア語に近い発音は、
vee-VAHL-dee
です。
最初の音節は、
vee /vi/
と、比較的はっきりした母音になります。
ただし、一番強いのは最初のveeではありません。
vee-VAHL-dee
と、すぐに真ん中のVAHLへ向かいます。
最後の -deeも母音を明瞭に出しますが、VAHLより少し小さくまとめます。
アメリカ英語ではvih-VAHL-dee
アメリカ英語では、最初の母音が、
vih /vɪ/
に近くなる発音が一般的です。
vih-VAHL-dee
最初の音節はアクセントがないため、イタリア語の veeよりも短く、やわらかく通ります。
つまり、主な違いは最初の母音です。
イタリア語寄り:vee-VAHL-deeアメリカ英語:vih-VAHL-dee
どちらの場合も、名前全体の中心は VAHLです。
アメリカ英語で会話をしているときには、
vih-VAHL-dee
を使えば自然です。
どちらの発音を使えばよい?
英語の会話の中でVivaldiについて話す場合は、
vih-VAHL-dee
が自然です。
たとえば、アメリカ人との会話で、
I love Vivaldi.
と言う場合には、アメリカ英語で定着している発音を使えます。
一方、
作曲家の原語での名前を紹介する
イタリア語に近い発音を練習する
二つの言語での違いを説明する
という場面では、
vee-VAHL-dee
を紹介できます。
どちらか一方だけを「正しい」とするのではなく、
イタリア語ではどう発音されるかアメリカ英語ではどう定着しているか
を分けて考えることが大切です。
一番強いのはVAHL
イタリア語寄りでも、アメリカ英語寄りでも、一番強くなるのは真ん中です。
vee-VAHL-deevih-VAHL-dee
日本語の「ヴィヴァルディ」では、最初から最後まで比較的均等な強さで発音しやすくなります。
英語やイタリア語では、
小さく|大きく|小さく
という山を作ります。
最初の母音を完璧に使い分けること以上に、まず、
VAHLが一番大きい
という名前全体のリズムをつかむことが重要です。
最後のdeeは小さく続ける
最後の音節は、
dee /di/
です。
日本語の「ディ」と大きく言い直すのではなく、強いVAHLに続けて小さくまとめます。
vee-VAHL-dee
最後を強くすると、
vee-VAHL-DEE
のように、名前のアクセントが変わってしまいます。
VAHLで大きな山を作り、そのあとへdeeを軽く添えるイメージです。
「ヴィヴァルディ」と英語発音の違い
カタカナから起こりやすい発音 | イタリア語・英語のリズム |
ヴィ・ヴァ・ル・ディ | vee|VAHL|dee |
4拍に分ける | 3音節にまとめる |
全体を同じ強さで言う | 真ん中のVAHLを一番強くする |
「ル」を独立して発音する | VAHLの中へまとめる |
最後の「ディ」をはっきり言い直す | deeを小さく続ける |
ポイントは、カタカナを別のカタカナへ置き換えることではありません。
vee|VAHL|dee
または、
vih|VAHL|dee
という3つのまとまりと、真ん中を中心にした強弱を覚えます。
Vivaldiを英文の中で発音する
名前だけでなく、短い英文の中にも入れてみましょう。
Vivaldiが大好きです
I love Vivaldi.Vivaldiが大好きです。
Vivaldiの「四季」をよく聴きます
I often listen to Vivaldi’s Four Seasons.Vivaldiの「四季」をよく聴きます。
一番好きなVivaldiの曲は何ですか?
What is your favorite Vivaldi piece?一番好きなVivaldiの曲は何ですか?
昨夜、Vivaldiを聴きました
I listened to Vivaldi last night.昨夜、Vivaldiを聴きました。
この曲はVivaldiが作曲しました
This piece was composed by Vivaldi.この曲はVivaldiが作曲しました。
英語の文では、
listen to vih-VAHL-dee
と、名前の直前で止まらず、文の流れの中へ入れます。
発音練習
まず、イタリア語に近い形を音節ごとに分けます。
vee
VAHL
dee
次につなげます。
vee|VAHL|dee
vee-VAHL-dee
続いて、アメリカ英語で練習します。
vih|VAHL|dee
vih-VAHL-dee
最後に、英文へ入れます。
I love vih-VAHL-dee.
I often listen to vih-VAHL-dee’s Four Seasons.
実際の二つの母音と名前全体の流れは、記事に埋め込んだYouTube Shortsでも確認できます。
今日の宿題
次の3つを、それぞれ3回ずつ録音します。
vee-VAHL-dee
vih-VAHL-dee
I often listen to Vivaldi’s Four Seasons.
録音を聞くときには、次の点を確認してください。
3音節にまとめられているか
真ん中の VAHLが一番大きく聞こえるか
イタリア語寄りのveeと、アメリカ英語のvihを区別できているか
最後のdeeをVAHLより強くしていないか
世界のアーティスト名12組を動画で練習する
フルライブでは、Vivaldiのほかにも、
Beethoven
Tchaikovsky
Beyoncé
Billie Eilish
Ninajirachi
など、世界のアーティスト・作曲家・楽団12組の名前を取り上げています。
本人が使う発音、原語に近い音、アメリカ英語で使われる読み方を整理しながら、一緒に声に出して練習します。
外国人名の発音は何を基準にする?
外国人名では、
本人が使う発音名前の原語に近い発音アメリカ英語で定着している発音
が、必ずしも同じとは限りません。
Vivaldiのような歴史上の人物では、本人の音声を確認できないため、原語の発音と、英語圏で定着している発音を分けて紹介します。
このシリーズの考え方は、基本記事にまとめています。
まとめ
Vivaldiの原語であるイタリア語に近い発音は、
vee-VAHL-dee
です。
アメリカ英語では、
vih-VAHL-dee
もよく使われます。
どちらも3音節です。
vee|VAHL|deevih|VAHL|dee
一番強く発音するのは、真ん中の VAHLです。
最初の母音には違いがありますが、名前全体のリズムは共通しています。
小さく|大きく|小さく
まずはVAHLを中心にして、Vivaldiという名前を一つの流れで発音してみてください。

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